ねむのき目線

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だいたい毒入り

担当医が退院後の外来で親身に診てくれない場合の理由を一般人が一般人に説明します

闘病・介護系ブログ読んでると、タイトルのような不満や不信感を吐露している方がけっこういますが、当たり前だな、と思うことがあります。

  • 信頼していた担当医を信じられなくなった

と思うと、両者にとって不幸な結果になってしまうので、正しい認識を持ちましょう。

 

入院中は親身で、信頼していた担当医が、退院後冷たくなる(と感じる)のはなぜ?

脳卒中で倒れたり、あるいは骨折したなどで救急車で運ばれる先、それは『急性期病院』というカテゴリーに入る病院です。

 

そして、私たちが普段「病院」と言っているところは『急性期病院』です。

 

急性期病院(以下、病院で表記)は、様々な診療科があり、それぞれに軽度のものから重度のものまで診察してくれて治療・投薬処方、必要であれば入院、手術もします。

入院中、または入院して手術する場合、それはなぜするのか?

それだけの治療が必要だからです。病院は、病気や怪我を見つけ、その症状に合った治療をしてくれるところです。

 

たとえば、白内障が眼科で見つかり、日帰り、または、1,2日の入院手術。その後、数種類の点眼薬を処方され退院し、数ヶ月は定期健診で予後を診てくれます。

寛解・完治すれば、投薬(点眼)治療も定期診察も終わりです。

患者さんも、治ったならもう点眼したくないし、診察も行くのは面倒でしょう。

患者さんは「治った。良かった」で済むでしょう。

 

でも、「あとは経過観察の数カ月おきの検診でいいですよ」と言われると、困惑することがあります。

診察時間数分。薬さえ処方してくれない場合もある。

 

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「まだ治ってないのに」

「治らないまでも、もっと良くなる治療してくれないの?」

 

それは、後遺症だからです。

後遺症は、基本、医療で治す術はありません。

後遺症を診るのは、各専門の療法士です。PT・OT・STさんとかです。

療法士さんも医師と同じように国家資格を取ります。

 

後遺症に向き合ってくれるのは医師ではなく、療法士です。

後遺症でこういう症状がある、と言っても、そんな症状があることすら知らない医師も少なくないし、それは、ある程度当たり前かな。

 

だって、医師と療法士は、学んでいることが、全然違うんですから。

 

病院に行って「後遺症を治してください」と言うのは、わかりやすくおおげさに喩えれば、本の紙を作っている製紙工場に「小説書いてください」というくらい、言う相手が違う。

 

入院中は何度もCTやMRI撮ってくれたのに、検診では数カ月おきなのに取ってくれない

これも当たり前です。

容態の変化を病巣を見て確認するわけですから、入院中はしょっちゅう、必要時に撮ります。

後遺症はあると言っても、ほかに異常ないなら、予後は定期健診のたびにCTやMRIをとっても病巣に大きな変化はありません。

せいぜい半年~1年に一回程度でしょう。それも患者側で拒否すればありません。

むしろ毎回とる病院のほうが怪しいです。

発症中なら安く済みますが、予後(退院後)、ある程度の期間を開けてしまうとCTやMRIは、かなり高額です。それを年中行う病院は、金儲けでやっている可能性があります。

 

骨折や脳疾患など、後遺症が残る怪我や病気をした場合、容態がある程度落ち着いたら回復期リハビリテーション病棟(以下、リハビリ病院)に転院します。

そこで、各療法士さんが、後遺症状に合ったリハビリを行います。

リハビリ病院を退院する時が来ても、後遺症が残ったままの方のほうが多いです。

それが後遺症です。

でももっと良くしたいと思うのなら、病院の担当医に頼るのではなく、訪問リハビリ(資格を持つ療法士さんが来てくれます)や、一部療法士がいるデイサービス(40歳以上の要介護・要支援認定が下りている人しか使えません)、自費のリハビリ店に行きましょう。

 

後遺症の相談は医師ではなく、療法士さんに相談しましょう。

指導してもらいましょう。

 

今度、リハビリ病院についても少し書きます。

 

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